本体にドキュメントボックスの機能が搭載されている場合、印刷する文書をドキュメントボックスに蓄積できます。
ドキュメントボックスとは、印刷したい文書を機器に蓄積しておき、あとから文書の組み合わせや仕上げの指定をして印刷できる機能です。ほかのパソコンから蓄積した文書や、スキャナーで読み取った紙の原稿を組み合わせることもできます。
お使いの機種によって、この機能は使用できません。
補足
蓄積した各ファイルに任意でユーザーIDやファイル名、パスワード、ユーザー名を設定できます。
お使いの機種によって、不定形サイズの原稿はドキュメントボックスに保存できない場合があります。
アプリケーションで文書を作成し、プリンタードライバーの設定画面を表示します。
[よく使う設定]タブ、または[項目別設定]タブの[印刷方法/認証]メニューをクリックします。
[印刷方法:]で「ドキュメントボックス」を選択し、[詳細...]ボタンをクリックします。[印刷方法の詳細]ダイアログが開きます。
[よく使う設定]タブで[印刷方法:]が表示されていない場合は、[表示エリア縮小]ボタンをクリックしてください。
[ユーザーID:]で使用するユーザーIDの種類を選択します。
「任意に設定」を選択した場合は、[ユーザーIDの入力:]ボックスにユーザーIDを入力します。
入力範囲は半角英数字8文字以内です。機種によっては、記号(アンダースコア"_"、ピリオド"."、ハイフン"-"、スラッシュ"/"、コロン":")も設定できます。
「Windowsログイン名」を選択した場合は、機種によって以下のいずれかの制約があります。
Windowsログイン名の1文字目が半角英数字(a〜z、A〜Z、0〜9)以外の場合は「unknown」と表示されます。また、Windowsログイン名の2文字目以降に使用できない文字が含まれる場合は、その前の文字列までが表示されます。
Windowsログイン名の1文字目が半角英数字(a〜z、A〜Z、0〜9)と記号(アンダースコア"_"、ピリオド"."、ハイフン"-"、スラッシュ"/"、コロン":")以外の場合は「unknown」と表示されます。また、Windowsログイン名の2文字目以降に使用できない文字が含まれる場合は、その前の文字列までが表示されます。
Windowsログイン名が半角20文字または全角10文字を超える場合は、半角20文字または全角10文字までしか表示されません。
[ファイル名:]ボックスにファイル名を入力します(任意)。入力範囲は「」を除く半角16文字または全角8文字以内です。
[パスワード:]ボックスにパスワードを入力します(任意)。入力範囲は半角数字4文字以上8文字以内です。データファイルにパスワードが設定されている場合は、編集や印刷するときに必ずパスワードを本体の操作パネルから入力してください。
[ユーザー名:]ボックスにユーザー名を入力します(任意)。入力範囲は「」を除く半角16文字または全角8文字以内です。
[フォルダー番号:]ボックスに蓄積する文書のフォルダー番号を入力します。0を指定した場合は、共有フォルダーに保存されます。
フォルダーにパスワードが設定されている場合は、[フォルダーパスワード:]ボックスにパスワードを入力します。
[OK]をクリックしてダイアログを閉じます。
その他の印刷条件を必要に応じて指定し、[OK]をクリックします。
プリンタードライバーの設定画面が閉じます。
ドキュメントボックスに蓄積する場合、半輝度になっている項目は設定できません。仕上げの方法などを変えて印刷したいときは、ドキュメントボックスからの印刷時に指定してください。
印刷の指示をします。
文書がドキュメントボックスに蓄積されます。